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プットオプションの買い手とは何ですか?

保険の機能を有するということは、すなわち、このプットオプションという商品が日経平均の値動きと反対の動きをするように設計されている商品だということです。 日経平均が下がれば、プットオプションの値段が上がることになります。 ですから、このプットオプションを買っておけば、日経平均が下落する際、プットオプション価格の値上がり益で株等の損失をカバーすることができるというわけです。 オプションというものは、上記のように原資産を保有する人が、その原資産を守る保険として利用することができるわけですが、そのおもしろい性質を利用し、オプション単体を新たな投資対象として新たな収益源にできないか、と考えることは自然なことであり、実際、オプション単体がそのように利用されています。

オプションの買いとプットオプションの違いは何ですか?

オプションの買いは、特に権利行使価格が実際の株価から乖離していればいるほど、大部分が最終的には価値ゼロになります。 コールオプションの買いで大きな利益を得られるのは、株価が短期間に急激に上昇をした場合のみです。 また、プットオプションでは株価が短期間に急激に下落をした場合でないと大きな利益は期待できません。 そのため、オプションの買いは、積極的に利益を狙うというよりは、万が一突発的な出来事により株価が急落したときのための保険とする、というのが有効な利用法です。 なお、株価が急落したとき、その後のリバウンドによる急反発を期待してコールオプションを買うのも戦略の1つではありますが、株価が大きく変動するときは、オプションの価格も乱高下しますから、実際は結構難易度が高いと思います。

オプションの買い手とは何ですか?

オプションの買い手は権利を得るために売り手に「プレミアム」と呼ばれるオプション料(=いわば株価のようなものです)を支払い、売り手はこのオプション料を受け取ることになります。 取引単位はプレミアムの1千倍で、証拠金は売り手のみ必要です。 買い手はプレミアムを支払い、証拠金の必要はありません。 オプション取引は、株式投資と異なりあらかじめ損失額の上限が決まっている取引を選択することができるなど、いくつかの特徴、メリットがあります。 株式投資など他の投資と組み合わせて取引すると上手くリスク分散できる方法など、その特徴を有効活用してみましょう。 オプションの買い手は自分の有利なときにだけ権利を行使することができます。

プットオプションは利益になりますか?

前の回でお話ししたように、プットオプションは満期において日経平均が自分の選択した権利行使価格よりも下にあった場合に、当該権利行使価格とSQ値(最終清算数値)との差分の受け渡しをする商品ですから、買い手にとっては、当初に支払った金額以上に受取がなければ利益とはなりません。 ということは、買い手にとっては、最初の支払いが小さければ、利益となるために必要な日経平均の下落量は小さくてよい(清算時の受取額が小さくてよい)ことになります。

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